Hola!ちあきーたです。
今月いっぱいスペイン語の語学学校に通い、無事終了証書をもらいました!
スペイン語の語学学校選びはかなり迷って、色々な人に聞きまくったのでバルセロナで語学学校を探している人の役に立てば嬉しいです。
この度夏の集中コースを修了して、周りの人からも1ヶ月前よりだいぶスペイン語力が伸びたね!と言われたので、通っていた学校について紹介します。
私が通っていたのは公立の学校。スペイン語の他にも様々な言語が学べて、DELEについて知らない現地の人にも知名度がある語学学校です。
Contents
学校について
私が通っていたのはEscuela Oficial de Idiomas Barcelona Drassanes
Escuela Oficial de Idiomasはバルセロナだけじゃなくて、スペイン全土にあってバルセロナがあるカタルーニャ州にもいくつか学校があります。
スペイン語が学べるのはバルセロナではDrassanes校とHebron校。毎日通う場所なので、住んでいる場所に合わせて申し込むのが良いです。
Escuela Oficial de Idioma”都市名”で検索すると、一番近い学校が探せます。
WEBサイトはスペイン語、英語、カタルーニャ語のみの対応なので、初級から始める方は英語で情報ゲットしましょう。
コースについて
私が通っていたのは、夏の集中コースです。
このコースは毎年7月に開校されているようで、今年は7月1日〜26日まででした。
授業は、月曜〜金曜の9:30〜13:30まで。
1日4時間、3クラスに分かれていて、各授業の間に15分休憩があります。
タイムテーブルはこんな感じです。
①9:30〜10:45
②11:00〜12:15
③12:30〜13:30
週で計算すると、20時間のコースです。
休憩中は学校にカフェテリアがあるので、軽食を食べたり、校内にある自動販売機や持ってきた飲み物を飲んだり、友達と喋ったり、電話したりおのおのが好きなように過ごします◎
遠足があったり、コースの最後の日には、生徒の出身国の料理を持ち寄ってパーティーが開かれたり、アクティビティもあります。
授業内容
私はDELEでいうとB1にあたる、レベル3のクラスを受講しました。
レベルは申し込みの際のテストで決まります。
授業はグループレッスン。1クラスだいたい20人ほどで、私立の学校より人数が多めなのではないでしょうか。
使っていた教科書はこれ。
この教科書を中心に、文法中心に、筆記、リスニング、スピーキング4技能全てを強化していきます。
宿題も割と多いので、しっかり学びたい人にはもってこいです。
クラスメートについて
私のクラスはロシア、ウクライナ、カザフスタン、ルーマニア、中国、韓国、オーストリア、チェコ、オランダ、トルコ、パキスタン出身の人がいました。日本人も私以外にワーホリで来ている人が1人いました。
年齢は16歳〜50代の方まで幅広い年齢層。
休暇を利用して語学を学んでいる人やバルセロナに住んでいるけどパートナーや仕事で英語・母国語メインで生活していて、スペイン語力を上げたい人など。
レベル3のクラスなので、既に結構話せる人も多かったです。
授業料について
気になる約1ヶ月の夏のコースの授業料は333.80€でした。日本円にすると約4万4千円くらい。
私立の語学学校だと、安いところで2週間で420€くらいするのでかなり良心的です。
ぶっちゃけ私はこの安さが、通う決め手になったかも。笑
支払い方法はカード払い。私はなぜか日本のカードが使えず、申し込みした次の日に銀行に支払いに行った。(現地口座なくてもできました)
申し込みの流れ
私は申し込みからコース開始までトータルで約2週間でした。
申し込みはもう少し前からできると思うけど、支払いは現地口座があるか銀行に直接行かなきゃいけないので日本からの申し込みは難しいかもしれません。
①WEBで申し込みをする
申し込みには年齢制限があって、14歳以上であることが必須です。
EOIのサイトからCRUSOS→VERANO→ESPAÑOLを選ぶ。
Matrículaのaquiというところを押すと、必要事項の入力画面に行きます。
事前に準備しておいた方もの
・パスポート(またはNIE)
・DELEを受けたことがある人は証明書を準備しておくこと
→証明書のフォーマットは写真で撮影しても、合格通知のメール画面でも2MB以下であればなんでもOK
②WEBでテストを受ける
支払いが完了したら、3日後くらいにWEBテストの詳細がメールで送られてきます。
レベルは夏コースの5つあり、初級の人はこのテストは受けなくてOK!
③口頭試験を受ける
コースが始まる3日前に口頭試験がありました。
口頭試験は日時指定のメールがきます。
口頭試験の内容は、
・自己紹介
・自己紹介の内容を掘り下げた内容
・スペインでどんなことをしたいか
などを聞かれました。
クラスメートの中にはこの口頭試験には行かなかった人もいたので、レベル分けで一番重要なのはWEBテストなんだと思います。
クラス分けはメールで連絡がきます。
メールが万が一来ない場合は、当日学校の1階に掲示板があってクラス分けが書かれているので、ご心配なく。
学校についてのあれこれ
この学校で学んでよかった!と言い切れますが、公立学校のよかったところとそうでなかったところも書いておきます。
よかったところ
Wifi完備:授業中に調べ物や課題でネット使うこともあったので、便利でした。
カフェテリアがある:外部の人も利用できるカフェなので、学校の学生じゃなくても利用できるのが◎
クラスメートが多種多様:国籍はもちろんのこと年齢もバラバラ。ペアワークではルーマニア革命についてリアルな話が聞けたりとっても面白かった。
自分にあったレベルで学ぶことができる:バルセロナ自治州大学の語学チームが、在籍しているクラスと今の自分のレベルがあっているかのテストを行って、来年の夏コースの入学試験に向けてチェックを行うなど自分にあったレベルで学ぶことができます。
よくなかったところ
学校がある場所:私が通う少し前に、学校があるRavalという地区で麻薬の巣窟になっていたアパートが2室摘発されたことがニュースになったり、歴史的にあまり治安の良い地区にはありません。でも、ランブラス通りや海からは近いのでアクセス自体は良いです◎
学校設備:Wifiはありますが、廊下でエアコンがなかったり、エレベーターが上りしか使えなかったり。でも学費安いので、あまり贅沢は言えません。
出席やテストが厳しい:85%以上の出席率、65%以上のテスト得点率。加えて宿題もあります。しっかり勉強したい人にはぴったりです!3ヶ月以上のコースだと就職でも有効な修了認定証がもらえるとのことです。
ビザ:私の通っていたのは夏の集中コースなので、ビザのサポートについてはわかりません。日本のパスポートなら90日はビザなしで滞在できるので、このコースだけであればビザなしで参加可能です。
通った感想
費用の安さがEOIで学ぶきっかけになったけど、毎日みっちり学ぶことでスペイン語に慣れることができました。日本でもDELEの勉強はしていたけど、このコースを受けてからB1の問題集が解きやすくなりました。
そして何よりカレの家族と少しでも多く話せるようになったことが嬉しいです。
他によかったことは、友達ができたこと!夏のコースに通っている人の大半はバルセロナ在住もしくは来たばかりの人。私も移住して少ししか経ってないので、知り合うがほとんどおらず孤独な状態でしたが、一緒にご飯を食べに行く友達ができました。
日本語の参考書は持っておいたほうが良い
学校で使っていた教材は全てスペイン語だったので、毎日家で復習するときには習った文法を日本語の参考書をまずは読み返していました。
日本語のテキストで改めて同じ文法を学ぶとより理解が深まるのでおすすめです。
この参考書は超初級からカバーしている良書◎
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