Hola!ちあきーたです。
7月14,15日にスペイン語の検定試験DELEを受験してきました!
1番最近で資格権を受けたのは3年前に受験したTOEIC。そして、スペイン語をしっかり勉強するのは5年以上ぶりでした。
忘備録もかねて思いこの記事を書きました。
DELEとは
DELE;DIPLOMAS DE ESPAÑOL COMO LENGUA EXTRANJERA
日本語に直すとスペイン語を母国語としない人々のスペイン語能力を測るテストのこと。読む・聞く・書く・話すの4つの試験があるので、スペイン語でコミュニケーションができるという実践的な証明になります。
世界中で実施されていて、日本では東京・大阪・京都・名古屋・広島・沖縄・仙台で受けることができます。受験日程によって、受験できる場所は異なるので確認してください。
半年間のバルセロナ留学から帰ってきて始めて受けたこの試験。
ほとんど勉強せずに受験してしまい、一緒に受験した友達とあまりの出来なさに意気消沈しながら受験会場近くのフレッシュネスバーガーでお昼食べて帰った苦い思い出があります。
検定試験はどれでも、試験の形式が決まっているのでやはり準備が必要だと気づいたのは受験した後でした。(←遅い)
どうでもいい話ですが、思い出のフレッシュネスバーガーは今回の試験の時に確認したら潰れていました。いい思い出ではないけれど、昔行った場所がなくなってしまうのは悲しいですね。

レベル
試験のレベルはA1〜C2までの6つ。
難易度
A1 一番易しい
↓
C2 一番難しい
私は大学4年間副専攻でスペイン語を学んでいましたが、数年のブランクがありスペイン語自体に慣れることから始めないといけなかったので、今回はA2の初級を受験してきました。
こちらのサイトで今のレベルが簡単にチェックできます。約30分程で出来るので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
A2 受験申し込みから勉強方法・ポイント
DELE受験の良い点は、
- 試験に向かってスケジュールや目標を立てて勉強することができる
- 読む・聞く・書く・話すの4技能が試験に組み込まれているので、自分の弱点を知ることができる
私は今年の1月にスペイン語の勉強を再開して、目標は移住までにB1を取得すること!
DELEは年に多くて3回しか受けられないので、計画的に進めていきましょう。
・筆記試験と口頭試験の日程が同日に終わらず、2日間にわたることがある
・同じ試験日程でいくつものレベルを同時に受験することは出来ない
申し込み方法
- セルバンテス文化センターの受験申込書を印刷(2部必要)
- 銀行振込もしくはセルバンテス文化センターホームページでWEB支払い
- 受験申し込み書(2部)、身分証明書のコピー、支払い明細書、返信用封筒を郵送する
DELEの申し込みは試験日の約2ヶ月前です。
TOEICのように気軽に受験することができないので、申し込みに日程は受験を考え始めたらすぐに確認することをおすすめします。
受験票は試験の約2週間前に届きます。それまで全く音沙汰がないのですが、心配せずに待ちましょう。
教材
私が使用した教材はこちら。
この教材の良いところは、作文の例文が載っていること。
他の教材は、作文の例文が載っていないことが多いのです。一人で学習する時には例文がある方が、型を真似して作文の練習がしやすいです。
ほとんどの教材でそうですが、解説はスペイン語で書かれています。
間違えた部分を理解するのにも辞書を引く必要があるのは大変ですが、これもスペイン語に慣れるための練習・・ですね。
勉強方法
平日はフルタイムで仕事をしているので、試験3ヶ月前までは週末だけ参考書を開いて勉強していました。
試験1ヶ月前は平日1~2時間、休日は土日家に引きこもって1日勉強。息抜きにスペインのテレビ番組を見ていました。
初級はまずスペイン語に慣れることが大事だと思っているので、繰り返し聞いたり書いたり、そんな勉強方法ですが書いておきますね。
読む
読むに関しては、ひたすらスペイン語に触れることを意識しました。
DELEの参考書やスペインの新聞、雑誌の記事などを読み、知らない単語を調べて繰り返し書く。調べていくうちに、前にも調べたことある単語かもしれないと思う単語が出てくるまでとにく文章に触れる。
長い文章より、短くても色々な記事を読む方が私には合っていたかなと思います。DELE受験の1ヶ月前はひらすら参考書の文章を読みました。
聞く
こちらは参考書のリスニングの問題はもちろんのこと、テレビ番組や音楽をきいて耳を慣らしました。
テレビは一般の人が出てくる番組だと地方のアクセントで話す人もいるので、わからなくても落ち込まずにスペイン語にまず慣れるところから。
NHKのラジオ講座やテレビ講座もおすすめです。
最近お気に入りのスペイン語の曲を貼っておきますねー。サビでたくさん使われている言葉は、会話ではあまり使わない言葉でもすっと頭に入ってくるから不思議です。
書く
一番苦手なパートです。冠詞や動詞の活用など、気をつけなければいけないことがたくさんで書き出しがわからないというのが悩みです。
DELE参考書であれば、まず自分で文章を書き、そのあとに解答の参考文を写して、自分の書いた文章を参考文形式に直して音読や書き取りをしました。
話す
話すは普段の生活では一番難しいのではないでしょうか。DELE参考書の口頭試験の問題は、自由に解答と書かれていて参考にならないじゃんと思うこともしばしば。
私はオンラインの学校で会話の練習したり、カレと試験前はできるだけスペイン語で話したり。
頭で話したいことを思い浮かべるだけと、実際に声に出して話してみるとかなりギャップがありいつも落ち込んでしまいます・・
手軽なのはオンラインレッスンを受けること。もしくはHellotalkなどのアプリでスペイン語ネイティブとメッセージのやりとりをしてみてはいかがでしょうか。
受験当日の注意点
時間
朝の8:30からの受付で、7:00前に会場周辺に到着してまいました。
最寄りの駅にカフェがありましたが営業前なので待ちぼうけ。
時間に余裕は持った方がもちろん良いですが、気合い入れすぎて早く着きすぎにも気をつけてください!
持ち物
時計
試験時間の残りは30分前から試験官がアナウンスしてくれますが、やはり自分の時計で確認できる方が安心ですよね。
という私は、普段から腕時計をしていないので見事に忘れてしまい、試験官のアナウンスを頼りに受験しました。
鉛筆
持ち物は鉛筆とボールペンとありますが、同じ試験会場でボールペンのみを持ってきて人が多かったです。
鉛筆→選択問題、ボールペン→作文に使うので必ず両方持っていきましょう。
忘れた人用に会場で準備されていますが、忘れたことで気持ちが焦ってしまうなんてこともあると思うので、お忘れなく!
次回受験について
次回の試験日程は11月です。2ヶ月前の申し込みなので9月に締め切りがあります。今回の結果が10月にならないとわからないので、同じレベルを受験するか、違うレベルにするか、もしくはSIELEに挑戦するか迷っています。DELE受験されたことがある方は、どのくらいの期間を空けて次のレベルを受験されるのか気になるところです。